いざというときのために知っておきたい交通事故の種類

交通事故1

交通事故は他人事だと思っている人も多いですが、突然巻き込まれたり、自分が誰かにけがをさせてしまう事もあります。交通事故と一言で言っても種類は色々とあります。いざというときに慌てないためにも、交通事故にはどのような種類があるのか知っておくと良いでしょう。(関連資料|交通事故の慰謝料・弁護士への無料相談なら弁護士法人アディーレ法律事務所)

自分が交通事故の加害者、被害者になった時に慌てなくてすみます。


大きく分けると2つに分ける事ができます

交通事故というのは大きく分けると2つの種類に分ける事ができます。一つは物損事故です。物損と言いますが、正しくは物件交通事故と言います。二つ目は人身事故です。主に交通事故というとこの二つのことを指すのが一般的です。

どちらが良いという事はありません。詳しく見ていきましょう。

物損事故(物件交通事故)について

物件交通事故は物損事故と一般的には言われています。相手は人ではなく、物に対しての事故です。怪我をする人もいないのが特徴です。物が壊れた、建物が壊れた場合の事故となります。車を運転していて自分でどこかの塀にぶつけてしまった場合に、自分がけがをしたとしても、ほかに誰も巻き込まずに、塀だけを壊してしまった場合などを意味します。

物損事故の中にも種類がいくつかあります。今紹介したように一人で運転していて誰もほかに巻き込まれた人がいない、自分が起こした事故は物損事故の中でも、単独事故という事になります。自分だけが被害に遭っている事故です。

そしてこの場合塀が壊れているので、他人の所有物を壊してしまっていることから、完全なる物損事故になります。もしも塀が壊れずに自分の車なり、自転車なり、自分の持ち物だけに害がある場合には、これは自損事故と呼びます。

人身事故について

人身事故はその名の通り人が関連している事故になります。他人にケガをさせた場合の交通事故です。人がケガをするだけでなく、最悪の場合には死亡させてしまう恐れもありますので注意が必要です。物損事故と違って相手がいる事故ですので、様々な面で違いがあります。

どのような違いがあるのかというと、例えば社会的な責任を負う事になりますし、精神的なダメージも強いです。物が壊れた場合には修理をすればよかったですが、人をケガさせた、死亡させた場合には、治療だけでは済まないでしょう。

相手の精神的なこともありますし、自分自身で大きなショックを受けることが多いです。

物損事故と違ってかなりダメージが大きいのです。交通事故を起こしてしまい被害者を出したとしても、被害者がかすり傷程度ですめば不幸中の幸いと言えます。しかし傷が残る、後遺症が残るような大きな事故を起こした場合や、最悪のケースである死亡事故を起こしてしまった場合には、被害者はもちろん事故を起こした加害者である自分にも精神的なダメージが大きいです。

それだけでなく社会的な責任、経済的な責任も負わなければいけませんから、生活や、その後の人生が大きく変わってしまう事もあるのです。たった一度の交通事故で相手の人生が変わる、そして自分の人生が狂う事もあるので人身事故はできる限り起こさないように注意して運転したいものです。

自分や相手だけでなく、自分の家族、相手の家族、自分たちを取り巻くすべての人に迷惑がかかりますし、悲しい思いをする事になるでしょう。

交通事故の証明書とその発行方法

危険運転事故について

最近テレビや新聞でも危険運転事故という言葉が出てきますので、聞いたことがある人も多いと思います。危険運転事故を起こすと、危険運転致死罪という罪に問われます。普通の交通事故と違って、危険運転事故はどのような事故なのか詳しく見ていきましょう。

例えば、お酒を飲んで運転して人身事故を起こしてしまった場合がこれにあたります。テレビや新聞などで報道されている危険運転事故の中で多いのがこれです。また薬物を使用した後に運転して起こした事故も危険運転事故にあたります。

アイドルがスピード制限を逸脱したことで人身事故を起こしそのままひき逃げした結果、芸能界引退まで追い込まれた事もありましたが、速度オーバーによる人身事故も危険運転事故にあたります。あってはなりませんが、免許を持っていない人が起こす人身事故も危険運転事故になります。

そして信号無視をしたり、あおり運転などで事故を起こした場合の暴走運転による交通事故も危険運転事故になります。今紹介した運転による事故はこれまでは、罪状が業務上過失傷害となり、長くて5年の懲役刑とされていました。

危険運転致死傷罪となった場合には、最長懲役20年の実刑という厳しいものに改定されています。人身事故の中でも悪質かつ、防ぐ事ができたであろう事故でありながら、他人の人生を一瞬にして台無しにしているために重い刑によって罰せられるのです。

事故発生時の対応は事故の種類に関係ない

交通事故を起こしてしまったとき、交通事故の被害に遭ったとき、交通事故を間近で目撃したときには正しい対処、迅速な対処が必要です。交通事故の種類に関わらず大切なことです。まず負傷者の救護が一番です。救急車を呼ぶなり、安全な場所へ移動しましょう。

そして警察を呼び事故の届け出をします。自分が加害者になってしまった場合には相手の連絡先を聞きます。目撃者がいた場合、自分の非だけではない事故の場合には証言がのちの補償問題の時に役に立ちますので目撃者を確保しておきましょう。

事故現場もできるだけそのまま保存するようにします。警察が事細かに記録を残しますが、自分でもすべての流れを記録しておくべきです。そして保険会社に連絡をします。怪我をしているときは、病院へ行って医師の診察を受けましょう。

どのような事故であっても、まずは事故によってけがをした人の救護が最優先です。間違っても恐ろしくなって逃げるようなことはしないようにしましょう。交通事故を起こしただけでも問題になりますが、その場から立ち去る事は、救護義務を放棄したことになりますので、救護義務を怠ったとしてさらに重い刑を科せられる事になります。

人の命が一番であるという事を肝に銘じておいてください。どのような事故を起こしたとしても、自分が加害者になっても被害者になっても、とにかく冷静に対処しましょう。間違っても逃げたり警察に連絡せずに何とかしようとしたりするという事のないようにしましょう。

後でトラブルになります。